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海外の仮想通貨取引所は危ない?|必ずチェックするべきポイントまで解説

仮想通貨の取引所は日本国内だけでなく、海外の取引所でも口座開設することができます。

海外仮想通貨取引所は、取り扱い銘柄数の多さや取引の自由度が高く、仮想通貨投資家の中には海外取引所をメインに資産運用している人も多くいます。

しかし、十分なリスク管理が必要なことも事実です。

仮想通貨投資をしたことがある方の中でも、海外の取引所について詳しくご存知の方は少ないかと思います。

この記事では、使いこなせば非常に便利な海外仮想通貨取引所についてご紹介します。

この記事で分かること
  • 海外仮想通貨取引所とは?
  • 海外仮想通貨取引所のメリット・デメリット
  • おすすめの海外仮想通貨取引所
  • 海外仮想通貨取引所を選ぶときのポイント
目次

海外仮想通貨取引所とは?

海外仮想通貨取引所とは、海外に本拠地を置く企業が、海外の法律に基づいて運営している仮想通貨取引所のことです。

日本人の中でも、国内の仮想通貨取引所ではなく、Binanceなどの海外取引所を好んで使う投資家がいますが、その理由には国内取引所にはないメリットがあるからです。

メリット・デメリットのそれぞれを理解した上での取引が重要になります。

海外仮想通貨取引所のメリット

取り扱い銘柄が多い

国内仮想通貨取引所と比べて、海外仮想通貨取引所は取り扱い銘柄がとても多いです。

国内取引所は多くても20種類程度ですが、海外取引所では数十種類以上の銘柄を取り扱う取引所もあります。

仮想通貨に興味を持ってチェックしていて、気になる銘柄を見つけても、国内取引所では取り扱っていないケースが多々あります。

仮想通貨は価格変化のスピードが激しいことが特徴ですので、取り扱い銘柄が多いことは利益獲得のチャンスがそれだけ多いということです。

レバレッジ倍率を高くして取引できる

海外仮想通貨取引所はレバレッジ倍率が高いことも魅力のひとつです。

国内取引所では、レバレッジ倍率が2倍までの取引しかできません。

海外取引所では、レバレッジ倍率を100倍前後に設定されている取引所が多いです。

少ない手元資金でも大きな利益を上げられる可能性もありますが、同時にリスク管理はきちんと行わなければいけません。

手数料が安い場合が多い

仮想通貨取引所で実質的な取引手数料となるスプレッドは、国内取引所よりも海外取引所の方が狭い傾向にあります。

手数料を抑えて取引を抑えて取引を行えるので利益を出しやすいと言えます。

国内取引所とトータルコストを比較したときに安くなる場合が多く、選ばれる理由になっています。

海外仮想通貨取引所のデメリット

日本語対応していないこともある

海外が運営している取引所のため、日本語に対応していない業者も多数存在します。

日本語以外だと心配な人は、日本語対応している取引所に限定されるので選択肢は狭くなってしまいます。

また、サイトは日本語対応していてもサポートは日本語対応していないケースもあります。

トラブル時には非常に困ることになるので、事前にサポートまで日本語対応しているかも確認しておくと安心です。

入出金がスムーズにできない場合が多い

仮想通貨取引の前の入金作業、利益が出た後の取引所からの出金作業、それぞれに時間がかかるケースが多いです。

出金手続きをするときのステップとして、

海外の仮想通貨取引所→国内の仮想通貨取引所→指定の銀行への出金申請と、いくつか手順を踏む必要があります。

慣れてしまえば難しくありませんが、初めて行う方や、投資初心者の方はつまづきやすいポイントです。

法律が日本と異なる

法律が日本と異なるため、国内取引所と異なり、海外取引所の口座開設の際には「本人確認」の手続きが不要なケースがあります。

しかし、海外取引所でも仮想通貨で得た利益に対しては税金がかかります。

正確に取引履歴を管理し、確定申告をして税金を支払う必要がありますので注意が必要です。

おすすめの海外仮想通貨取引所

海外仮想通貨取引所のメリット・デメリットをご紹介しました。

海外取引所は選択肢が多数あります。

ここからは信頼性が高く使いやすい仕様を兼ね備えた人気のおすすめできる海外取引所をご紹介します。

Binance(バイナンス)

Binance(バイナンス)は、仮想通貨の取引高が世界1位の仮想通貨取引所です。

ソフトウェア開発者のChangpeng Zhaoによって2017年に設立され、マルタに本社を置いています。

Binanceの特徴

  • 取引高が世界1位
  • 取引手数料が安い
  • 口座開設が簡単

取り扱い銘柄は600種類以上と多く、圧倒的な取引量により仮想通貨取引所において世界1位の座を手にしています。

元々設定されている手数料が安い上に、バイナンス独自トークンのバイナンスコイン(BNB)を利用すると手数料は0.05%まで下げることができます。

本人確認は任意となっており、メールアドレスの登録のみで簡単に口座開設できる点も特徴です。

Binanceの概要

サービス名Binance(バイナンス)
取り扱い銘柄600種類以上
取引手数料~0.1%
日本語対応
2023年1月現在

Bybit(バイビット)

Bybit(バイビット)は日本人の間で圧倒的人気を誇る仮想通貨取引所です。

ビットコインなら100倍、アルトコインなら50倍のレバレッジ倍率をかけることができます。

Maker手数料がマイナスで手数料を支払うのではなく受け取れるほか、サービス改善や拡大が著しく、クレジットカード入金にも対応しています。

Bybitの特徴

  • 日本語完全対応
  • 約定力が高い
  • 借金リスクがない

Web・アプリ共に日本語に完全対応しており、日本人カスタマーサポートを利用できるため初めての海外取引所でも安心です。

Bybit(バイビット)の一番の魅力はゼロカットシステムを採用しているため、損失が大きくなったとしても借金リスクがありません。

120万人を超えるユーザーの活発な取引による高い約定力とゼロカットシステムにより、高レバレッジ取引でもリスク管理をしながら取引が可能です。

Bybitの概要

サービス名Bybit(バイビット)
取り扱い銘柄130種類以上
取引手数料Maker:-0.025%|Taker:0.075%
日本語対応
2023年1月現在

Zoomex(ズームエックス)

Zoomex(ズームエックス)は2021年に設立されたシンガポール発の仮想通貨取引所です。

最大の特徴は手数料が仮想通貨取引所業界の中でも最安値を誇っている点です。

トレード中のトラブルには24時間で多言語によるカスタマーサポートがあるため、安心して利用することができます。

Zoomexの特徴

  • サイトが完全日本語対応で日本円で取引可能
  • スマホアプリの利用で簡単に取引可能
  • イベントや新規登録の特典が豊富

Zoomexは公式サイトが日本語表記なため、英語が全くわからない方でも簡単に仮想通貨取引を始めることができます。

また、日本円を利用してのビットコイン(BTC)やテザー(USDT)を購入することも可能です。

Bybitと同様にゼロカットシステムを採用しており、為替相場の変動でロスカットが間に合わずに損をしたときに、運営側が損失分を負担してくれます。

Zoomexの概要

サービス名Zoomex(ズームエックス)
取り扱い銘柄170種類以上
取引手数料Maker:0.02%|Taker:0.06%
日本語対応
2023年1月現在

bitcastle(ビットキャッスル)

bitcastle(ビットキャッスル)は2019年に設立されたシンガポール発の仮想通貨取引所です。

比較的新しい海外取引所ですが、初心者からプロトレーダーまで幅広い層が利用しており登録ユーザーは22万人を突破しています。

サポートも日本語対応しており、初めての方にもおすすめすることができます。

bitcastleの特徴

  • 取引手数料が安い
  • 取引画面が見やすい
  • 超高速のバイナリーオプション

bitcastleの魅力の一つはメジャーペアの取引手数料が0%であることです。

比較的新しい取引所だからこそできる仕様ですが、頻繁に取引をしたい方には手数料分の負担がありません。

2022年にはアプリ版をリリースしており、日本語完全対応の高クオリティなユーザビリティを実現しています。

また、特筆すべきサービスの一つは超高速のバイナリーオプションです。

仮想通貨取引とは別に、超高速のバイナリーオプションサービス「HIGH&LOW」では、最短5秒で利確させることもできるエンタメ性の高いサービスを提供しています。

bitcastleの概要

サービス名bitcastle(ビットキャッスル)
取り扱い銘柄40種類以上
取引手数料一部通貨を除き0%
日本語対応
2023年1月現在

海外仮想通貨取引所を選ぶときのポイント

日本語対応しているか

海外取引所を選ぶときは、日本語に対応しているかは大きなポイントです。

翻訳アプリ等で対処できますが、不自然な日本語になりがちです。

サイトが日本語対応していても、日本語でサポートを受けることができない場合もあります。

リスク管理の観点からも日本語によるサポートの有無はチェックしておきましょう。

取引したい銘柄に対応しているか

そもそも、購入したい銘柄が取引所になければ口座開設する意味はありません。

海外取引所は国内取引所に比べて、多くの銘柄を取り扱っているケースが多く、マイナーな銘柄を取引するときだけ海外取引所を利用する投資家も多いです。

特にマイナーな銘柄を取引したい場合は、取引所が購入したい銘柄を取り扱っているかを事前に確認しておきましょう。

利用者の多さと流動性の高さはあるか

取引所の利用者が多く流動性が高いことも重要なチェックポイントです。

取引量が少なく流動性が低いとなかなか注文が約定せずに、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。

取引高やユーザー数は事前に調べておくと取引の際にアドバンテージになるはずです。

海外仮想通貨取引所を使いこなそう!

海外仮想通貨取引所の魅力は高レバレッジでの取引や取り扱い銘柄の豊富さなど、自由度の高い取引が可能なことです。

取引時のリスク管理は十分な配慮の必要がありますが、国内取引所と比べると取引のレベルを一気に上げることができます。

サポートまで日本語に完全対応している取引所は非常に使い勝手がいいので、初心者の方にもおすすめです。

メリット・デメリットを理解した上で自分の投資スタイルに合う取引所を探してみてください!

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